銃声

夜中の2時20分くらいに、人の走り回る足音、罵声と恐怖におののく声が聞こえ、5秒くらい言い争いになったあとに、銃声が二発聞こえる。僕は、学生寮の図書館にいたのだが、20メートルも離れていない、まさに家の前だ。
撃たれた人は、最初大声でうめいていたが、それがだんだんと細くなりやがてやんでしまった。至近距離の発砲という印象がしたのだが、ほんと生きていればいいんだけど・・・。救急車とパトカーが来たのは、事件発生から5分後。非常に早かった。
昔ハーレムに泊まっていた時に、銃声にちかい音が聞こえたが、車のパンクと区別が着かなかった。今回は、生の銃声でほんとにびっくりした。
通りをまたいで、家に帰らなければならない僕は、しばらく寮の玄関でみんなと恐いねと言い合った後に、警察の人の数が減ったところを見計らって帰途についた。
僕が長居をして、まさに帰ろうとする時に起きた事件で、正直言ってタイミングが悪ければ巻き込まれていたと思う。帰る前にお茶を一杯飲んでなかったら、死んでたかもしれない。
ここは高級住宅街だし、基本的に安全なはずなのに、こんなことが起きるなんて・・・。アメリカに来たら、夜は絶対出歩いてはいけないと思う。まじで。
なにか犯罪が起これば、銃が必ずといっていもいいほど絡んでくる社会なんて、ほんとやばいと思う。どうかしてる。
気が高ぶって寝れないので、睡眠薬を飲んで寝ます。明日のインタビューはほんとに大事なんで。